転職活動は賃貸の物件探しに似ているという話

#013 転職活動はどのくらいの期間やるべきか? 転職活動はいつから始めたらいいの?

転職活動は賃貸の物件探しに似ているという話

#013 転職活動はどのくらいの期間やるべきか?転職活動はいつから始めたらいいの?

こんにちは、西崎俊です。このニュースレター「FP&A Camp」では、管理会計やFP&Aについてお話しています。

転職活動、いつ始める?

先日20代前半の元後輩に聞かれました。
転職活動はどのくらいの期間やるべきか?
転職活動はいつから始めたらいいの?

私の答えは「今すぐ」です。

転職活動は賃貸の物件探しに似ている

転職活動は賃貸の物件探しに似ている、という話をしましょう。

みなさんも賃貸に住まれている方であれば、引っ越しというのを人生で1度、あるいは何度か経験したことがあると思います。

その時、どうやってやったか思い出してみてください。

SUUMOやHOMESなどの物件情報サイトで検索して、目星をつける人

まず、引っ越し先の街に行って、不動産屋に行く人

街で工事中の新築マンションを見かけて、「お、ここいいな」と思って目星をつける人

それぞれいると思います。

これを転職活動に置き換えてみると、

街の不動産屋=転職エージェント

物件情報サイト=求人情報サイト

新築・街で見かけた物件に狙い撃ち=もともと知っている会社に直接応募

みたいな感じのアナロジーが成立します。

知らない街に転勤になるのか、同じ街で住み替えるのか、などにもよって違うと思いますが、

まず、いきなり不動産屋に行って聞いてみる人。私も上京したてで右も左もわからなかったときは、このパターンでした。予算を伝えて、間取りはどんな感じで、駅から何分くらいまでなどの条件を言うと、これなんかどうでしょう?といくつか候補を持ってきてくれます。

これが、転職におけるエージェントです。エージェントに会ったらまず、希望の年収はいくらで、勤務地はどこで、組織や会社の規模感とかの希望を伝えます。そうすると、自分のスペックにあったちょうどよい案件を持ってきてくれるわけです。

このとき注意したいのが、「不動産屋が紹介してくれる物件は、不動産屋が紹介したい物件である」ということと、「不動産屋は、ビジネスでやっている限り成約が最優先」だということです。

私は実は初めての賃貸契約で苦い思い出があり、不動産屋Aで契約し、仲介手数料を100%払ったあと、別の不動産屋Bが同じ物件を仲介手数料無料で紹介しているのを発見してしまい、しかも契約したあとで、自分が契約した物件とほぼ同じ条件で1万円も安い物件を発見してしまった。ということがありました。

転職エージェントにも同じことが言えて、「転職者の成功を第一に考えててやっています」と標榜はしていますが、彼らもビジネスでやっている限り、利益優先になることはままありえます。

エージェントと正しくコミュニケーションを取り、良好な関係を築くことができれば、普通は手に入らない非公開求人の情報や、自分では見つけられなかったポジションを紹介してもらえたりと、メリットはたくさんありますが、ここは注意したいところです。

もちろん、初めての業種や職種への転職で、わからないことだらけだ!というときにはまず情報収集のためにエージェントにあってみるのが、一番の近道といえます。

(複数のエージェントを使い、1人のエージェントが言うことをすべて鵜呑みにしないように!)

良いポジションの探し方:相場感を身につける

次に、物件情報サイト。私は東京に来てから何回か引っ越しをしているのですが、引っ越しも3回目くらいになると、ここの街は住みやすい、とか、この駅はいろんなところにアクセスが良い、とかが何となくわかってくるようになります。そうすると、物件情報サイトを見ていても、「お、この物件25m2あって駅徒歩5分、7万円なら安いな」

とか、不動産屋に頼らなくても相場がわかるようになってきます。

そうすると、今まで不動産屋に言われるがままに選んだ物件よりも、より自分の望む条件にあった物件を見つけることができます。

求人サイトも同じです。

などの求人サイトに行って、「経理 連結決算」などで検索すると、

「う~ん、連結決算もやって部下を3人もつのに、年収500万はちょっと安いかな。。。」とか、感覚値が蓄積されていきます。

このとき注意しないといけないのが、

検索ワードの決め方
情報の深度

です。

検索ワードが大事なのは当たり前のことなので説明不要と言う方もいるとは思いますが、

自分のやりたいことが管理会計業務の人が、「経理」で検索しても希望合うポジションは出てこないわけで、むしろ「経営企画」とか「FP&A」とか、「ファイナンスアナリスト」とかで検索したほうがよいわけです。

でも、意外とこのどの語句で検索するのがよいか?っていう知識はその人の経験による暗黙知なことが多いので、ここで失敗してしまっている人は多いと思います。

転職活動は早めにするほど良い理由:情報の鮮度と深度

次に情報の鮮度と深度の話です。

賃貸物件を探していると。

「この物件、すごく条件良さそうなのになかなか全然埋まってない、なんでだ?」

内見行ったら隣に墓があった

など、よくあることなのですが、

求人も同じで、1年とか2年とか定期的に見ていると、ずーーーっと同じポジションを募集している会社や、半年周期で定期的に空きが出る会社とかあるんですよね。

そういうときって、事業拡大に伴う増員ならばいいのですが、上司がパワハラだったり労働環境が劣悪ですぐ人がやめてしまうなど、何かしら問題があるのでは?と思ってしまいます。

でも、求人の表面的な内容からはそれは読み取れない。もっと深い情報を得るには、エージェントから上司の人柄を聞いたり、実際に面接に行ってみないとわからないわけです。

こういう情報って、日頃からアンテナを貼って見ていないとわからないんですよね。その時のスナップショットの求人情報をみてもわからない。これが情報の鮮度と深度です。

なので、本当に満足のいく転職をしたいのであれば、今すぐ転職を考えていない、という状態の人でも、毎日とは言いませんが暇なときに、求人をさっと見る習慣をつけることをおすすめします。

定期的に転職サイトで求人をウォッチすることのメリットがもう一つあって、これはすごく大事なのですが、「今求められているスキルがわかる」ということです。

賃貸探しも、最近は宅配ボックス必須になってきたよなーとかありますが、

仕事探しも、最近は管理会計の知識以外にも「Tableau使用経験あれば歓迎」とか、「SQLがかける方歓迎」とか書いてある求人が増えてきて、やっぱそのへん勉強しないと置いていかれるな。

という具合に自分のキャリアをアップデートする上でとても重要な指針が得られるわけです。

「憧れ」があるなら直接応募すれば良い

街なかで見かけた物件狙い撃ち とか、もうマンション名で「パークハビオ新宿に住みたい!」とかわかっている場合は、もうその物件の魅力がわかっていて、あとは空き状況とか、予算が合うかの問題なわけですよね。その場合は物件の管理会社や代理店に申し込みに行けば良いわけです。

転職でも、この会社に行きたい!と決まっている場合は、企業の中途採用ページに行って、希望する職種に空きポジションがあるか確認してみれば良いです。

と言いたいところなのですが、ここが直接応募の際の注意点で、中途採用は空きポジションの募集状況を公開していない場合も多くあります。理由としては、そもそも人員計画は経営計画の核なので秘匿したい。とか、募集するポジションによってはこれから投資・参入しようとしている領域がわかってしまう。などいろいろあると思います。

特に、役職が高くなったり、エグゼクティブクラスの求人は非公開にされていることのほうが多いと思います。その際は、ヘッドハントや、エグゼクティブ専門のエージェントに登録していないと、チャンスすらもらえない、という状況もありえるので注意が必要です。

以上、転職活動を賃貸物件探しに例えて解説してみました。今すぐ転職したいと思っている人にも、なんとなーく転職ってどうなんだろ、と考えている人にも役に立てば幸いです。

まとめ

転職サイト、求人サイトは転職活動中に限らず、常に見ておくべし!

未経験業界や未経験職種など不安がある場合、まずはエージェントと会って情報交換すべし!

行きたい会社があるなら、直接応募してみればいい!(直接応募は受け付けず、エージェント経由のみの場合もあるので注意)



Great! You’ve successfully signed up.

Welcome back! You've successfully signed in.

You've successfully subscribed to FP&A Camp.

Success! Check your email for magic link to sign-in.

Success! Your billing info has been updated.

Your billing was not updated.