USCPAは、FP&Aに最適な資格なのか?

#010 USCPA?簿記1級?USCMA?MBA?FP&A歴8年の私がどの資格を取るべきか考えてみた。

USCPAは、FP&Aに最適な資格なのか?
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#010 USCPA?簿記1級?USCMA?MBA?FP&A歴8年の私がどの資格を取るべきか考えてみた。

こんにちは、西崎俊です。
このニュースレター「FP&A Camp」では、管理会計やFP&Aについてお話しています。

今回はFP&Aにとって有効な資格について考えます。
実は私は10年の実務経験、FP&Aについては8年の経験があるのですが、資格については簿記2級を持っているだけです。

資格だけでは仕事はできるようにならないですし、私は難関資格ホルダーにも負けないと思っています。
とはいえ、私もマネージャーになり、さらに昇進を目指そうと思った時に、今まで自分が築いてきた知識を体系化して学び直し、また資格という箔もつけたいと思うようになりました。

ということで今回は、私が今後3年間、(35歳まで)と40歳までを見据えて、どういった経験を積み、どの資格をとっていくべきか考えてみたいというのが趣旨です。
あくまで私の戦略についてなのですが、このニュースレターを見てくださっている方にも参考になれば幸いです。

🤔
ファイナンス職・FP&Aにとってベストな資格とは何でしょうか?


先に結論を言ってしまうと、
「最も有効な資格はその人のキャリア戦略によって異なる」ということです。

人それぞれだよね、と言って思考停止しているわけではありません。
自分が経験してきた業界や現時点で習得済みのスキル、これからどのようなキャリアを選ぶかによって、戦略的に資格を取得するべきだということです。
資格は取らずに他のことに時間をさく、という選択肢もあるはずです。

逆にいうと私からしてみれてばおすすめの資格はこれ!とりあえず資格おけば大丈夫!といった意見の方が軽薄で無責任に感じます。

自分の性格や傾向も含めて、自分にはどんな資格を取るのがあっているのか考えたいですね。

とはいえ、やはり難関資格というのはチャレンジするだけでも絶対ためになりますし、資格取得者は一定の評価を得ることができます。

以優先順位をランキング形式で紹介しますが、
私はこれらの資格を持っているわけではありませんので、軽々しくオススメはできません。
簿記の勉強をしたことない親に、「簿記くらい勉強しときなさい」って言われたらモヤっとしますよね?笑

なので、あくまで今回あげる資格は私がこれから取ろうかなと思っている資格
今まで優秀だと思った人が取得していた/勉強していた資格
という点をご理解いただければと思います。

1位 USCPA

USCPAとは

USCPA(The United States Certified Public Accountant)は、アメリカの公認会計士資格です。

外資系のFP&Aなら最も有用な資格だと思います。

なぜ日本の公認会計士ではなくUSCPAなのか?

日本の公認会計士は、米国公認会計士に比べても難易度が高く、勉強時間もUSCPAが1500時間と言われているのに対し、JCPAは3000時間以上とされていることが多いです。
私も両方のテキストを読んだことがあるのでなんとなくわかりますが、多くの人にとって日本の公認会計士資格の難しいポイントは、複雑な計算問題と論述でしょう。
また、評価が相対評価なので一定の得点をとっても不合格になることがあり得ます。
これらが、試験に合格できるか否かを決めるもので、何回受けても合格できない人がいる理由だと言われます。
これは会計士の質を保つためには必須であり、日本の監査法人に勤める会計士の方々は本当に知識レベルが高いと思います。逆に、監査業務に就く予定がない事業会社のFP&Aパーソンにとっては、JCPAはToo Muchな感じです。

一方で、USCPAは努力すれば誰でも必ず合格できる資格だと言われています。
2024年から新試験制度になり、論述問題がなくなるため、日本人の学習者にとっては追い風になっているともいえます。

USCPAの良いところ

USCPAのいいところは、論点のバランスの良さです。
日本の公認会計士試験では、細かく複雑な論点も網羅できていないと合格が難しいのに対して、USCPAは主要な論点をしっかり押さえておけば、「重箱の隅」的な問題は残しても合格できます。

USCPAは3科目の必須科目、(会計、監査、法律)と3つのうち1つの選択科目(管理会計、IT、税法)からなっており、簿記だけでなく会計やビジネスに必要な知識全般の知識を試す試験となっています。
FP&Aにとって重要なのは細かい論点を全て網羅することではなく、あくまでツールとして使いこなせるかどうかということです。
経営企画やFP&Aは総合格闘技と言われることも多いですが、USCPAはまさに総合的な基礎力をあげてくれるものです。
そして、やはり試験が全て英語ですから、英語力の強化や英語力の証明にもなりますね。
また、会計用語は英語の方が本質的な意味を捉えやすいことも多くて、会計学全般に対する理解が深まるという隠れたメリットもあると思っています。
上記のような理由で、USCPAはFP&A職についている人、これからFP&Aを目指す人にとって最適な資格のひとつといえます。

もちろん、Certicficateせずとも、勉強するだけて価値があると思っています。
私も27歳の時に実はUSCPAにチャレンジしています。FARはpassしたのですが、それから学習時間が取れなくなり、一時的に撤退したのですが、その時に学んだ知識は今でも私の血肉となってくれています。
今年はマネージャーになったので、ちゃんと資格取得すべく勉強を再開しようかなと思っています。

予備校は必須

おすすめの予備校はAbitusです。
私もAbitusのUSCPAコースを受講しました。USCPAは受験資格に大学の単位認定があるのですが、会計学の単位が必要だったりと複雑です。
Abitusはアメリカの大学と提携していて、海外大学の通信教育を通じて単位取得ができます。その他、受験や認定のサポートもしてくれます。Abitusなしで自分で勉強から受験までやるとなると、かなりの時間と労力がかかるため、少し高いですがその価値は十二分にあったと思います。

2位 MBA

なぜMBA?

FP&Aに役立つ資格の2番目はMBAです。
会計の専門職なのにMBAというのはちょっと違和感があるかもしれませんが、私が知っている外資系の優秀なFP&Aの人はみんなMBAの取得者です。

こちらの記事でも触れたように、FP&Aの仕事は会計にまつわることだけではありません。ビジネスをどうやって成長させていくか、数値を使って示唆を出すことが求められます。
そのため、基本的な経営戦略やマーケティングの知識も必要になってきます。
MBAプログラムでは、戦略、マーケティング、組織論、経済学など、幅広いビジネス関連のトピックを網羅するため、経営層と話していてもレベル感のズレを感じなくなるでしょう。

海外のメディアや、LinkedInを見ていると、USCPAよりもMBAをとる方がFP&Aにおいては有利という声も多く見かけられます。
私は外資系に勤めていますが、本国のFP&Aの同僚はCPAホルダーよりもMBAホルダーが多いです。これはアメリカは日本よりも修士課程に進むのが一般的で、大企業の経営企画ポジションを目指すような人はMBAの取得があたりまえと考えられていることも大きな理由でしょう。

MBAに行くメリット・デメリット

MBA取得者にMBAで一番よかったことは?と聞くと、みなさん揃って「いろいろな会社のいろいろな職種・レベルの人と繋がりができて、知識が得られたこと」と言います。
MBAを目指す人は、会計以外のバックグラウンドの方が多いです。営業出身もいれば、それこそ研究開発職からマネジメントを目指す人がいたりします。
その意味で、様々な専門分野の人と繋がりを構築して、知識を得られるというのはMBAの大きなメリットですよね。
ただ、私はそういう社交性があまりないので、ネットワーキングが苦手なんですよね…笑

デメリットとして気になるのは費用と時間です。
私はお金に余裕さえあればぜひMBAを取得したいと思っていますが、「時間」というのもネックです。
私がMBAを取得するとなったら、第一の選択肢は夜間MBAですが、これはかなりキツいでしょう。夜間であっても基本的には対面・通学が原則になります。
USCPAや他の資格であれば通信講座やテキストで隙間時間に勉強ができますが、MBAは決まった時間に授業やゼミに出席する必要があるので、ある意味拘束されるのが確定しています。
私はまだ子供がいませんので時間は取れそうですが、子育て世代にとってはあまり現実的ではない選択肢になりそうです。少なくとも、家族の理解とサポートは必須でしょうね。
私の同僚の先輩には、子育てが落ち着いてから40代でMBAを取得された方もいらっしゃいますが、マジでタフな人だなという印象です。

MBAに行くなら…日本?海外?

できれば貯金を貯めて仕事を一時的に辞めて、海外MBAにいくのが理想ではありますが、、、とにかく費用が高いのです。
貯金を捻出するのは不可能ではないと思いますが、そこまで貯めたのであれば私は株などの投資に回したくなってしまうでしょう。笑
海外は物価高、円安も相まって海外留学でMBA取得を目指すには向かい風の状況ですね。
奨学金を借りていく人もいますが、私にはリスクが高すぎると思っています。
日本の大企業では、経営企画の優秀層に対してMBA費用を補助してくれる制度もあったりするようなので、対象になる人はぜひ活用したいところですよね。

日本であればグロービス経営大学院のような実務よりのMBAもアリかなと思っています。

MBAは初期費用が高く、撤退もできないので覚悟が必要ですね。
というわけで、MBAはハマればリターンも大きいが、リスクも高いという資格になります。

3位 統計学検定

FP&Aの私が統計学検定を勉強する意味

みなさんは、自分のことを「文系」「理系」のどちらだと思いますか?
あまりこの文理の区分けにはあまり意味がないという人もいますが、
私は自分のことをいわゆる「文系」だと思っています。それも、おそらく他の人から見たらドがつくほどの超文系です。
数学が嫌いなわけではないんですが、特に計算とか普通の「算数」が苦手で、2桁の掛け算やれとか言われたら、今でも冷や汗が出ます。センター試験は数IIBまで受けましたが、結局は私立文系の受験科目に数学が不要な学科に入ってますしね。
逆に、数字や数学に強い人に昔から憧れやコンプレックスのようなものがあるんですよ。

それなのに、今ではなんやかんやあって会計という毎日数字と向き合うフィールドにいて、10年近くそれを自分の専門としてやってきました。
ずっとやっていたのである程度鍛えられたんだろうなとは思うのですが、やはり人よりも数字に弱いなと思うシーンは多々あります。
例えば会議で「XXX部の売り上げは今年XX億円で、想定しているCAGRが4%だから、2027年にはXX億円」みたいな会話になった時に、さらっと大体の数値を暗算で言える人っているんですけど、私はEXCELで数式作らないと計算できないタイプの人間です。
統計検定を持っていたら、数値に強そうというシグナリング効果が得られて、コンプレックスが解消できそうじゃないですか?

まぁそれは冗談として、余談が長くなりましたがもちろんちゃんとした理由があります。
FPA&をやっていると、会計数値以外の分析をすることも多くあります。
普通の経理で財務諸表の数値だけを扱っていると、統計的な話ってほとんど関わりがないのですが、マーケティングの分野だと普通に統計の話が出てきます。

そして、普通のビジネスパーソンがFP&Aの仕事をしていて必ずぶつかるのが、
「将来のトレンドやパターンの予測」
「リスクの評価」
です。
私もそうでしたし、なんなら現在進行形で悩んでいます。
FP&Aはその職務の性質上、過去のデータの分析だけでなく将来の予測や仮定の議論が多く出てきます。
統計学はこの二つの課題に対して有用な方法論を提供してくれます。

予算やフォーキャストを策定したり、経営のデータ分析をする際には様々な変数が登場します。
受注率は何%で設定すべきか?売上成長率は何%で設定すべきか?在庫滞留日数は?不良品率は?解約率は?
これらを設定する際に、一番多いやり方は過去実績をそのまま将来の予測にも当てはめるというものです。もしくは、過去実績に経営上層部の「希望」が上乗せされるとか。
そうでなければ、KPIを細かく分解していって、それぞれに対して想定値を設定する手法です。

でも、2023年の今は多様なデータが利用できるようになっています。CRMシステムには顧客データが、Web解析ツールにはユーザー行動のビッグデータが蓄積されています。
それらの多くのデータを使って、より精度の高いフォーキャストを作ることは可能です。
需要予測などに回帰分析がよく使われるのは広く知られていることですし、広告配信の最適化など様々な分野で統計学の手法が採用されています。

日々の分析に統計学の手法を取り入れて、分析をさらにロバストなものにしたいというのは、多くのファイナンス組織にとって課題となっているのではないでしょうか。

将来だけでなく今すぐ使える知識

最近では、機械学習やビッグデータといった言葉がバズワード的に使われ、統計学やアルゴリズムに精通したエンジニアがとても重宝されているようです。
私が今勤めている会社にも、本社にはデータサイエンスのチームがいて、高度な技術で需要予測などを出してくれています。
私たちFP&Aのチームは、それらの数値を使って財務モデルを組んだりしていて、非常に助かっています。一方で、このままいくと私たちFP&Aが作成しているフォーキャストなんかは、全部データサイエンスチームが出した数値で完結してしまい、私はやることがなくなってしまうのでは?という危機感も同時にあったりします。
私としては、今後もそういった分野の仕事は専門家やツールに任せ、自分たちは他のより経営戦略寄りの業務で付加価値を出していくことになるんだろうとは思っていますが、やはり基本的な統計学とアルゴリズムについて知っておくことは、分析系のすべてのビジネスパーソンにとって重要になるはずです。

そういうわけで統計学は私の中では今最もアクチュアルであり緊急度の高いスキルセットです。

統計学検定は4級から準1級、1級まであり、なんとなくそれぞれの級のレベル感が簿記検定と似ている気がします。
2級までは門外漢でも勉強すれば取れるし有用だが、1級になると専門的すぎて勉強時間に対して得られるリターンが悪そうという印象があるので、とりあえず2級を目指してみようかなと思っています。できれば準1級にもチャレンジしみたいですね。

余談ですが下記エントリがとても興味深かったです。
結局、機械学習と統計学は何が違うのか?

4位 証券アナリスト

証券アナリストとは?

証券アナリストは、証券投資・企業評価のプロフェッショナルであり、証券アナリスト認定試験はファイナンス知識を幅広く問う試験で、難関資格と言われています。
日本では社団法人日本証券アナリスト協会が認定しており、
CMA(Certified Member Analyst of the Securities Analysts Association of Japan)
という名称の資格になっています。

アメリカの証券アナリスト資格は(Chartered Financial Analyst)CFAといいます。
CFAはかなり人気と格式があり、日本人でUSのCFA資格を取るのはかなり難易度が高いと言われているそうです。

※日本の証券アナリストはCMAと言いますが、米国公認管理会計士(Certified Management Accountants)も略語が同じCMAなので、ややこしいですね。一般的には、CMAといったら証券アナリストを思い浮かべる人の方が多いでしょう。(米国公認管理会計士は日本では超マイナー資格です笑)
このサイトでは、米国公認管理会計士 USCMAと区別するために、日本のCMAは「証券アナリスト資格」と呼びます。

証券アナリストとUSCPAのシナジー

証券アナリスト資格は以下の科目からなっています。

証券分析とポートフォリオ・マネジメント
財務分析
コーポレート・ファイナンス
市場と経済の分析
数量分析と確率・統計
職業倫理・行為基準

このうち、「財務分析」はUSCPAで学ぶFARとBAR,(旧BEC)においてカバーされるものが多く、
「コーポレート・ファイナンス」「市場と経済の分析」についても、基礎的な部分をUSCPAで学習します。
このため、USCPAを取得した人にとっては実は受験の効率上シナジーが高い資格です。
それに加えて、証券分析、数量分析と確率・統計といった数学を用いた分析を学ぶことができます。
証券分析とポートフォリオマネジメントについては、一定の数学知識と統計の基礎がベースとして話が進むため、ど文系の私にはとっつきにくい試験です。
ある程度数字に自信があって、株取引などにも興味があるUSCPAホルダーには非常におすすめできる試験ですね。

証券アナリストは、ファンドマネージャーなどがメインの受験対象者ですが、
資格保有者のうち、約1/4は金融業界以外の人だそうです。
実際に受験者統計を見てみると、確かに経営企画や財務経理の人も多くいるようですね。

それもそのはずで、
資金調達の最適化
M&Aの際の事業価値評価
など、証券アナリスト資格を活かせる場面は多く、経営企画・財務よりのFP&Aにとっては最適な資格といえますね。
一方で、セールスファイナンスと呼ばれるような営業部のパートナーとなるFP&Aにとっては、費用対効果が薄い試験かもしれません。

5位 USCMA米国公認管理会計士

米国公認管理会計士とは?

米国公認管理会計士(Certified Management Accountants)は管理会計の知識を問うアメリカの認定資格で、IMA(Institute of Management Accountants)という団体が発行しています。
管理会計の知識を測る資格としては日本の管理会計検定よりも難易度が高く、レベルの高い試験ですが、認知度は低くアメリカでも取得者は多くないです。
アクティブなCPAホルダーが672,587に対して、CMAは50,000程度と、10分の1の規模となっています。よく言えばライバルが少なく価値が高いとも言えます。

試験は以下2つの科目からなっており、申し込みから3年以内に両方をPassすることが合格条件です。

Part 1
External Financial Reporting Decisions (財務諸表報告の決定)
Planning, Budgeting and Forecasting (予算の計画、編成)
Performance Management (業績管理)
Cost Management (原価管理)
Internal Controls (内部統制)
Technology and analytics (テクノロジーと分析)

Part2
Financial Statement Analysis (財務諸表の分析)
Corporate Finance (企業財務)
Decision Analysis (意思決定分析)
Risk Management (リスクマネジネント)
Investment Decisions (投資意思決定)
Professional Ethics (倫理)

特にPart1については、すでにFP&Aとして経験を積んだ人にとっては実務で自然とやっていることを、体系化して学ぶといった趣向が強くなりそうです。

しかし、実務ベースでなんとなくやっていることを理論的・体系的に学ぶのは非常に良いことで、
「なんのためにこの数値を作るのか?」
「この分析を行う戦略上の意義は?」
といったそもそも論に気付かされることも多いです。

一方で、すでに知っていることを再度学習することになることも多いので、なんとなくつまらなく感じそうなのがデメリットでしょうか。
実際に会社でやっている分析と照らし合わせたり、手を動かしながら勉強すると、よりアクティブに知識を身につけることができて良いかもしれませんね。

米国公認管理会計士のメリット・デメリット

USCMAのデメリットは受験料が高く、USCMAとして登録(名刺に書く)を継続するには、毎年継続教育CPEとして維持費がかかるということです。
合格実績だけでももちろん素晴らしいですが、せっかく合格したら登録もしたくなるのが人間心理ですよね。。。これは難しいところですが、そんなことは受かってから考えましょう。

USCMAも、USCPAと同じく予実管理手法だけでなく、内部統制や投資意思決定など幅広い知識が学べてバランスの良い試験だといえます。
管理会計の専門家であることを証明しつつ、幅広い知識を持った会計分野のゼネラリストとして有効なのが最大のメリットと言えます。
実務経験がある人が箔をつけるためにとっても良いし、実務経験がない人がアピールのために取得するのもアリな資格ですね。

私は実務経験が10年あり、外資系で働いているため英語にもそこまで抵抗はありませんので、USCMAは勉強しやすい資格だと思っています。しかし、費用対効果で見たときにはそこまで優先度が高くないので、5位としました。

まずはUSCPA、その次どうするか?

私は現在、まずはバランスがよくて箔もつくUSCPAを目指しています。
さらにその先を考えて、自分のプロフェッショナルな分野としてプラス1したいと思っています。
外資系のトップ企業にいると、早く昇進するには普通に業務ができるだけでは不十分で、他の人より何か抜きんでたものが必要になるからです。
USCPAをベースにして、さらにステップアップするために何を目指すべきか?を考えた時に考えられるのが以下のような候補たちです。

CFO・CEOを目指す→MBA
管理会計を極める→USCMA
ファイナンスにも強くなる→証券アナリスト
分析に強くなる→統計学検定、SQL、BI関連

いずれも難易度の高い資格であり、全部を取得するのは不可能でしょう。
USCPAだってまだ取れていないのに、先のことを考える余裕もありませんしね。
ただ、自分の強みをどこに持っていくのか考えるのは楽しいですし、将来のためにもなります。
自分が将来どんなキャリアを積んでいきたいのか。それに合わせて取得する資格も考えたいですね。

その他の資格について

今回はFP&A実務10年の私が取りたい資格をランキング形式で紹介しました。
1位〜5位までに上げた資格以外にも有用な資格はたくさんあります。全ては紹介し切れませんが、列挙していきたいと思います。
それにしても、日本人の資格好きは異常ですよね。笑 
勤勉さの裏返しでもあり、学歴社会なのに優先されるのは学校名と偏差値で、修士課程や博士課程は軽視されがちという歪んだ権威主義の結果なのだと思います。

管理会計検定
簿記2級
簿記1級
ビジネス会計検定
ビジネス実務法務検定
公認会計士(JCPA)
Oracle Master Silver SQL
Microsoft Office関係
BIツール関連
Microsoft 認定: Power BI データ アナリスト アソシエイト
Tableau認定: Tableau Certified Data Analyst

今回は現役FP&Aの私がFP&Aに有用だと思う資格・取りたいと思う資格についての記事でした。
みなさんはどんな資格に興味がありますか?



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